一騎打ち プロ野球の原点

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プロ野球には数々の名勝負があります。伝統の一戦、優勝のかかった試合、日本一をかけた名試合。また、チーム対チームだけではなく、その時代を代表するピッチャーとバッターの一対一の対決は、チームや試合の成績とは関係なく、注目し固唾を飲んで見守ったものでした。

有名なところでは、阪神のエース江夏豊と世界のホームラン王、王貞治の対決です。節目の奪三振記録や、シーズン最多奪三振記録を王貞治から奪うために、他のバッターをわざと三振させず、きっちり王から奪った江夏も江夏なら、その意気に応え全力で振りに行った王も王。大差のゲームで試合は終わったも同然であっても、彼らの対決があると思えば球場を去る事はできません。

少し時代を近づければ、江川と掛布の対決も凄いものでした。その凄まじい成績から、高校時代は投げる度に騒がれ、プロ入りの際にはあの「空白の1日」が国会でも取り上げられる程の社会問題となり、知らない人はいない、そんな江川に対し、甲子園には出場したものの目立った成績を残さず、特に注目されずにドラフト6位で阪神にひっそり入団した掛布。

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この二人の勝負も、江川は常に全力のストレート、それにフルスイングで応える掛布でした。167回の対決は、最初がホームラン、最後が三振とそれを表しています。一球一球、見逃す事のできない対決で、試合とは関係なしに一騎打ちを行っているような、まるでグラウンドにはこの二人しかいない、そう錯覚してしまうような感覚でした。

チームの勝敗も、もちろん見所ですが、一対一の勝負は、プロ野球の面白さの原点です。

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ピッチング

プロ野球の原点 少年たちの憧れ

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その昔プロレスに相撲と野球は子供たちの娯楽の中心でした。特にプロ野球には多くのファンがいて、ほとんどの子供は野球やテレビ番組など、いろんな場面で野球に遭遇し、いつの間にかのめりこんでいました。プロ野球の面白さの原点は、じつは高校野球の中にあるのです。

よくいわれるのが高校野球が始まると、プロ野球がなんかつまらない、というものです。なぜでしょう。誰もがプロの選手に憧れて野球をはじめ、練習を積み重ねて晴れの舞台の甲子園を目指して、そこで活躍するのを夢見ながら頑張っているのです。ですがプロ野球の選手と違って高校野球は一発勝負です。負けたら終わりです。だから観客も必死で応援します。0対0の攻防、激しい投手戦は見ていて目が離せません。この投手と打者の読んだり読まれたりの駆け引きの部分は、プロの試合になるとさらにキャッチャーの牽引などもあって、さらに面白くなることもあります。力のぶつかり合いの高校野球とは違う面白さの展開です。

グラウンド

プロ野球も終盤に近付くと、優勝がかかってくる分選手の頑張りも違ってきます。勝つか負けるかということは、優勝できるかできないかでしょう。勝負の世界は1位とそれ以外で成り立っています。プロの選手がかつてみんな高校球児であったはずです。少年たちの憧れのプロの選手たちが、原点に立ち戻ったようないい試合をしてくれれば、野球はどんどん面白くなっていくでしょう。

知っておいてほしいバントの知識

バント

プロ野球ファンに知っておいてほしい野球のプレイとして「バント」があります。
バントで有名なのは元巨人の川相選手でしょう。目立ちませんが、チームでは大事な役割をしていて、マニアックなプロ野球ファンの中ではとても高い評価を得ていました。

ノーアウトか1アウト時に塁にランナーがいる場合に、バッターがバットをベース上に置くように構え、ボールを自分の前に転がすように打ち、自分がアウトになるのと引き換えにランナーを次の塁へ進ませるプレイのことを言います。
ヒットを打つことに比べてずっと簡単に成功させることができるプレイであり、打者の技量にもよりますが成功率はおおよそ8~9割ほどです。

このプレイは盗塁などと比べて比較的安全にランナーを次の塁に進めることができるので、大量点を狙わず確実な1点を狙う時によく使われます。また、打力が低い打者に打順が回った時などにもよく使われています。

ランナーを次の塁に進めることが目的ではない「セーフティバント」というものもあります。これは相手の守備陣が守りにくいところにボールを転がし、自分がセーフになることを目的としたプレイです。ランナーがいない時でも行われることがあります。

また、「スクイズ」というプレイもあります。これはランナーが3塁にいる時にバントをして、自分がアウトになる代わりにランナーを生還させるプレイです。このプレイはランナーが相手投手の投球と同時にスタートしなければならず、失敗した時のリスクがとても高いプレイとされています。