プロ野球の面白さの原点 戦い方を知る

フェンス裏

プロ野球の面白さの原点は戦い方を知ることです。今のプロ野球は情報戦といってもいいぐらいに戦略を立てて戦うようになってます。その戦略は相性というものが考えられることもありますし、人の能力や個人の技術を基にして考えられることもあります。

特にプロ野球では人の技術の特徴が大きく違っていることが考えられます。打者によって打てるボールが違うということや、スイングスピードによっても守備位置が変わったりもします。そして、投球術のようなものが考えられて、打者の目がボールに慣れないようにするようなことも考えられています。一つの戦略が考えられると、それに対応して数々の戦術も考えられるようになります。ボールに緩急をつけて、打者にバットをまともに振らせないようする戦術もあれば、速球一辺倒で力で圧倒するということも出来ます。選手の年齢が上がってくると速い球への対応がしにくくなるなどのことも考えられたりします。

人のスキルは日々変わっていくので、こうした情報戦も日々変わっていくことになります。そして、それらの情報をまとめて勝つ方法を考えていくのが監督の仕事ということにもなっています。今のプロ野球はこうした高度な情報戦をしているのです。