プロ野球の原点 守備の影響力

プロ野球の面白さというのは、華やかなホームランや安定感のあるヒッティング技術などバッティングにある一方で、守備の部分も見逃せません。

野球は、ただ点を取るだけでは勝てません。何点取ったとしても、それ以上に失点をしては負けてしまいます。ですから、守備の強さというのはとても重要なのです。

そうなると、プロ野球の試合の中で、ファインプレーが1つの重要なポイントになってくることがあります。重要なポイントということは、原点ともいえるもので、内野、外野問わず、ダイビングキャッチなどでヒットになる当たりをキャッチすることができれば、かなりチームの士気は高まるものです。

点差が勝っている時には、さらに勢いづくでしょうし、負けている時は、ファインプレーをすることで良い流れをつかみ、逆転できることもあるものです。

プロ野球は体力勝負ですべて決まるものではありません。心理戦などもあり、メンタルがやられてしまうと不利になる場合があります。スポーツの世界では心技体という言葉がよく使われますが、プロ野球でもこれは当てはまるもので、原点といっても過言ではありません。

ちなみに、ファインプレーというと派手なプレーをイメージする人が多いでしょうが、そういったプレーばかりではありません。守備の場合、ポジション取りが良いことで、ダイビングキャッチをしなくてもスムーズに捕球し、アウトにできることがあります。こういった点に注目するのもプロ野球を楽しむコツです。